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室内ドア(無垢材とシート貼り) [新居の住み心地]

住みはじめて2ヶ月がすぎ、ようやく「おじゃましてま~す」ではなくなってきたかな?という感じ。

東側の部屋に寝ているので、朝、起きてまず雨戸を開けると5月の朝の光がさしこんで、朝が苦手な自分なのにもかかわらず気分がすっきりとし、このごろ一日の始まりは快調であります。
前と同じ場所に建っている家なのですが、全然違う場所に建てたみたいに、今の家は明るいです。同じ場所に住んでいると思えないのです。
今までの家は、どうやったらこんなにもうまく、日が当たりにくいように、風通しも悪く考えて、家を建てられるものか…と感心するくらいでした。おそらく、現場の日当たりや風通しの特徴も何も考えず、机上で設計された家なんでしょう。今考えると、いい反面教師でした。

さて、そんなんで快適な今の家なんですが、室内のドアは、基本的にウッドワンの「ジュピーノ」というパイン無垢材の製品です。でも2階の一部に、経費を節減するため、一般的なシート張りのドア(同じくウッドワンの「チェルード」)を使いました。新宿のウッドワンのショールームまで見にいって確かめたのですが、安いほうも、「これならなかなかいいんじゃない?」と思えるものでしたし、「全部同じでなくてもかえって面白いかも」なんて思ったので…。

でも、住んで毎日見ていると、人間の目ってなんでこんなふうに感じるのかな~と不思議に思うんですが、無垢材のドアに見慣れた目でシート貼りのドアを見ると、やっぱり「安っぽい、つまらない」と感じてしまう。パイン材のいきいきとした木肌、自然のままのいろんな筋の入り方の面白さ、そんな存在感の前では、差がつくんですね。ケチらないでやっぱ全部ジュピーノにすればよかった…。

それに、これは最初からわかっていたことなんですが、今はどちらのドアもきれいですけれど、年月が経って、ちょっとドアに何かをぶつけたとか、ひっかいたとかの傷がついたときに、無垢材は、傷も「貫禄」なんですよね。シート貼りは、傷つくと表面の木目調がはがれて、「シートが貼ってあっただけ」ということが露骨に見えてしまう。

ま、窓枠や廻り縁、巾木、笠木など、その他造作材、階段もみんなジュピーノなんで、よしとしておこう。


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モモ&アピスト

無垢の建具、羨ましいです~。コスト的に、当初「無垢!」って騒いでいた建具は、全て安価なフラッシュ戸にしてしまいました。
by モモ&アピスト (2009-02-22 20:49) 

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